美容外科の脂肪吸引について

美容外科の脂肪吸引にリバウンドはない1

ダイエットの目的が体重の減量ではなく部分痩せであるなら、個人的努力でのダイエットに対して美容外科での脂肪吸引はどんなメリットがあるのでしょうか。
ダイエットと比較しての脂肪吸引のメリットについては、そのうちのひとつにリバウンドの恐れがないことが挙げられると以前説明しましたね。
今回はこのリバウンドについてもう少し詳しく述べてみます。

そのためにはまずリバウンドの原理について知らなくてはなりません。
努力してダイエットしたにも関わらずリバウンドしてしまうのは何故でしょうか?
これには体機能や心理変化など、いくつかの理由が考えられます。

まず心理変化についてですが、もしダイエットに成功して目標が達成された場合、それまでに努力してきた分、自分にご褒美を与えようとする人は少なくありません。
ダイエットの方法が食事制限であればなおさらで、それまで我慢してきた分暴飲暴食してしまいがちです。
本人にとっては少しだけのつもりでも、ダイエットの反動は大きいもので、自分を甘やかすうちにみるみる元に戻ってしまうのです。

また、体機能に関してはダイエット効果が現れる周期というものがあるのですが、ダイエットを始めてから1〜2ヶ月目は効果があっても、3ヶ月目に入ると効果が無くなるというのを聞いたことはないでしょうか。
1〜2ヶ月目は順調に痩せても、3ヶ月目にはその傾向がぴたりと止まってしまうのです。
それでもめげずに停滞期を乗り切れば再び痩せる時期が来るのですが、多くの人は停滞期をダイエットの限界だと思い込んで諦めてしまいます。

体機能に関してもうひとつ。
ダイエットで多い間違った方法というと食事制限。
痩せるためとはいえ朝食を抜くなんてことをしてしまうと、体は次にとった昼食では朝食でとれなかった分のカロリーをも補おうと、本来の昼食以上のカロリーを吸収してしまいます。
これをスポンジに例えると分かりやすいかと思います。
からからに干からびたスポンジに水を含ませると、急激に大きく膨らみますね。
これと似た原理で起こるのが、ダイエット後のリバウンドなのです。

美容外科の脂肪吸引にリバウンドはない2

ダイエットによるリバウンドの原因を大きく分けると、
【ご褒美と称しての食べすぎ】
【効果の停滞による諦め】
【カロリー制限の反動による過剰吸収】
と考えられます。

ですが、自分で行うダイエットとは違い、美容外科での脂肪吸引にはこういったリバウンドの可能性がありません。
何故なら、脂肪吸引はクリニックでの外科的施術だからです。

外科的施術ということは、自分自身で行う先の見えない努力ではないということで、また強制的な処置でもあります。
脂肪吸引には体機能による効果への影響はありません。
3ヶ月目には効果が停滞してしまうダイエットでも、脂肪吸引は一度の施術で目標分の脂肪を取り除いてしまうので、当然停滞期なんてものはないのです。

また、運動に食事にエクササイズにと様々な努力が必要なダイエットに対し、脂肪吸引は美容外科の医師に任せておくだけ。
もちろん、美容外科クリニックや信用ある医師を探したり、自分の希望を明確にして医師と相談したりといった努力は必要ですが、食べたいものを食べないなんていった我慢は必要ありません。
そのため、それまで我慢してきた自分へのご褒美と称してしまう心理変化も起こりにくいのです。

ただ、安心感からの暴飲暴食という点では、美容外科での脂肪吸引でも注意は必要ということをお忘れなく。
脂肪吸引のあと、部分痩せできた喜びや安堵のあまり食べすぎてしまう例がないわけではありません。
特に、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを吸引しているため太らなくなると勘違いする例が多く、食べても太らないなどと思い込まれることがあるようです。

美容外科で脂肪吸引しても体質が変化するわけではないので、食べた分のカロリーは相変わらず吸収されます。
そうすれば脂肪細胞だって再び増殖していくでしょう。

美容外科の脂肪吸引にリバウンドはない3

ダイエットとは違い、美容外科での脂肪吸引にリバウンドはないと言われている最大の理由が、脂肪細胞そのものを取り除いているためです。
ダイエットの場合体に直接手を加えるわけではないので、どんなに痩せても脂肪細胞はそのまま体内に残ります。
ダイエットでは脂肪細胞を“縮小”させているのだと言えるでしょう。
縮小させた細胞をその後の不摂生などで再び肥大させてしまうのが、リバウンドです。

そんなダイエットに対し、脂肪吸引では細胞を吸引して“減少”させます。
リバウンドのように再び肥大してしまう細胞そのものを無くしているのですから、細くなった分以上に太ってしまうということは考えられません。
これが、美容外科の脂肪吸引がリバウンドしない理由です。

ただし、脂肪吸引にはリバウンドの可能性が皆無なのかというと、そうとも言い切れません。
ある程度の脂肪細胞は吸引できても、細胞全てが無くなるわけではないのです(部位によって可能な吸引量には限りがあります)
肥満の原因である細胞が減ったことで、吸引する以前ほど太る可能性はなくなったとしても、残った細胞がさらに肥大化してまた太る可能性はあるのです。

それに、吸引した箇所に関してのみいうなら、細胞が減るのですから確かに太りにくくはなります。
しかし、体全体の体質が太りにくく変化したわけでもなければ、ましてや痩せやすい体質となったわけでもないのです。
美容外科で脂肪吸引しても、太らないための注意や痩せやすい体質づくりは必要ということをお忘れなく。

美容外科は美しくなりたいと努力する人に対する手助けをしているのであって、楽したいと考える人を甘やかしているのではないのです。